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けんちく部log。

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「建築あるき」のカテゴリーを絞り込みました。

UKIUKI。

熊本からの帰路途中 松橋IC近くで休憩に立ち寄った宇城市道の駅「サンサンうきっ子宇城彩館」 あちこちで利用する道の駅 立ち寄るのは けっこう好きです。。。 ご当地ならではの物がおかれていたり、地域によってカラーがある。。。 なによりも最近の道の駅の充実ぶりはスゴイですからね! 内部は木がふんだんに使用されていて、OPENな空間のなかに たくさんの特産品がならんでます。。。 そして、 この建物とは対照的な外のトイレ。。。 コンクリート打ち放しの閉鎖的な外観で、 県道からみると まさか トイレ・・・?って感じのモダンな佇まいです。。 エントランスも 渋い感じで、美術館的な雰囲気。。。 中へ進むと、 ガラス張りの中庭が!! ちょっと びっくりです。。 外に閉じ、内部へは開放された このつくり。。。。だ、だいすきだ! なんとも 落ち着くというか、 落ち着かないというか。。。 いや、 気持ちいい! トイレにもこんな いい空間が大切だな。。。 平面的にみると こんな感じなのです。。。 アートな建築が県全域に広がってます。。。すばらしい! トイレでカメラをもち うろつく 一丁田でした。・・・・・・・アブナイな!

2017.5.25

熊本駅。

先日、スタッフの酒匂との話の中で 熊本駅周辺の建築について話題になり、 早速 建築あるきしてきた一丁田です。。。   新幹線開業に合わせて  まずは この周辺の未来像が発表され、第一次暫定型として この浮遊する薄く軽やかな屋根が建設された。。。 鉄骨でコンクリートスラブを支える構造です! 駅構内から路面電車やバスへの乗り降りが 日差しや雨をさけて可能となったことや、 なんといっても この屋根下空間は透明感あります。。。 駅舎も安藤建築で完成予定だったと記憶してますが、 そこからさらに最終の完成形へと進化していく予定だ! 西沢 立衛氏の設計案では、まだまだこのキャノピーが増殖していくイメージでしょうか。。 まだほんの一部の屋根しか完成していない。。。暫定型なのです。。。 これからが楽しみです! 交番もかわいいデザイン。。。。 薄い外装から見通す部分がカラフルに塗装されることで、 孔をとおしていろんな表情を見せてくれてます。。。   1988年に「くまもとアートポリス」が発表されて以来、県をあげての事業のおかげで 建築と都市計画が密接につながっていることを感じさせてくれます。。。 あちこちに興味深い建築をみることができる街ですね!

2017.5.22

Art Plaza。

大分市建築巡礼の最後は 国際的建築家 磯崎新の常設展示室がある大分アートプラザ もちろんご本人設計による旧県立図書館である。。 70年代以降の美術館や博物館の模型、スケッチ、図面など 貴重な資料が3階に常設展示されている。。。 それにしても、このスパっと切断されたようなコンクリート打放しの中空梁。。 まるで戦艦のようなたたずまいです。。。 コルビュジエ提唱の長いスロープ。。。 折り返してのぼっていくと緩やかに見える景色が変わっていく。。。 ・・・・・なるほど、スロープの効果とはこういうことか!と気づく カメラ撮影は 個人の責任でということでしたので、 あえてここから先は 載せませんが、 (残念!すごいものばかりだったので!ぜひ足を運んで実物を御覧あれ!) レベル差を利用した室内空間といい、 採光の取り方といい、すべて刺激的! もちろん展示模型やスケッチもすごい! やはり 建築は体感することがいちばんだな! そう 感じさせてくれた巡礼の旅となりました。。。 by 一丁田

2017.5.16

Museum。

Oita Prefectural Art Museum  大分県立美術館 通称 オーパム 1階アトリウムはオランダのデザイナー作品が目をひく。。。 これも自由にさわれて 押すとゆらゆーらとダルマのように動く。。。 カフェのあるスペースでは お茶会 が開かれてる。。。 なんとも優雅だ。。。 可動間仕切りで自由になる1階展示スペースは 「書」の展示が。。。 壁と天井、そして人の姿が まるで模型を覗き込んだかのようなスケール感を感じた。。。 さて、2階へすすみます。。。 この美術館は紙の建築でも有名であり、 プリツカー賞も受賞した世界的建築家 坂茂氏によるもの。。。 ここでようやく 紙ボイド使用のカフェにであう。。。 ちょうどお昼に近いので、ここでランチ。。。 そして 3階へ。。。 大きなガラスの自動ドアをぬけると 波打つ格子状の杉材。。。 その先には 3階屋外展示 「天庭」 そして、2階から国道越しのiichiko総合文化センターへ直接アクセスできる 連絡通路を通ってそちらへ移動。。。 こちらも催しが開催されていて人がいっぱいだ! 正面からみた OPAM ハイブリッド集成材と県産材の筋交いがいいアクセントだ。。。 ここが雑誌で発表されたのは2015年 いままでのいわゆるハコモノ美術館と違い、 だれもが身近に立ち寄れるオープンな美術館 というフレーズとこの写真がどうしても気になり、ぜひこの目でみてみたかった。。 前面ガラスがすべて解放されるというダイナミックな折り戸。。。 こんな楽しそうな美術館ならなんて素敵なんだろう。。。 とおもってたが、日常的にOPEN状態ではないんですね。。。 すこし 残念! 最後にかわいいピクトサイン。。 オリジナルデザインのようですね。。 今度は折り戸がオープンな時に ぜひ 足を運んでみたい空間だった。。。 by 一丁田

2017.5.12

Library。

入館したとたんに圧倒される吹き抜けホール。。。 ダイナミックな列柱空間の開架書架 天井にある無数のトップライト よくみると、あえて梁の真上に来るような位置に天窓がある。。 凡人の私が考えると、 梁で囲われたスパンの真ん中に堂々と天窓をとりそうなものだ。。。 ただ、梁上には間接照明が設えてあるために、天窓とその白天井に反射した やわらかな光で、この図書館全体を照らしているという、緻密な計算上の演出 なんだろうな。。。などと勝手に解釈しながら見学。。 そして、1,2階を結ぶ階段は、R型のコンクリート筒のなかに、 ここも あえてのジグザグらせんで、ぐるぐるまわる普通のらせん階段はなし。。。 その1階にある なんとも落ち着いて本をさがせそうな開架書架空間。。。 落ち着けそうな一人掛けのスペース。。。 一瞬 屋外かと感じてしまいそうなほど透明感ある屋根に覆われた階段室。。。 ホールに飾ってある写真から見て取れる 建物の概要。。。 この天窓の数。。。。すごい! ファサードはこんな感じで、ここからは内部を想像することができませんね。。 磯崎新アトリエの大分県立図書館 ちなみに私のような建物見学者用にこんなIDカードを渡してくれます。。 いい空間を体感できました。。。 by 一丁田

2017.5.11

in 湯布院。

「山あるき」ついでの観光レポートです。。 観光客でいっぱいの由布院駅 大分県出身の磯崎新氏による設計です。。。 改札口のあるホールは ハイサイドガラスからの明かりが気持ちいい吹き抜けになっている。。 雰囲気のいい湯の坪街道はノスタルジックなお店が多いですね。。 金鱗湖にあるシャガール美術館は カフェが併設されてますが、満席のためここはスルー。。。 フローラルヴィレッジのかわいい看板 奥にある亀の井別荘は これまた風情ある空間です。。。 ほかの温泉街にはない独特の空気がながれるいい街でした。。 さて、市内まで足をのばして 建築巡礼へ向かいます。。。 by 一丁田

2017.5.9

堀部建築にふれて。

「ある町医者の記念館」 これも堀部 安嗣さんによる設計 内部空間がそのまま外観へ反映されてできたような 鉄筋コンクリート造の建物です。。 日焼け防止のためか、ガラス面に紙でカバーされていたのが ちょっと残念。。 この建物は この地域で赤ひげ先生と親しまれていたお医者さんの記念館となってます。。 天井壁は しっくい で塗り込められ 外からの明りが拡散されて 室内はほどよい明るさ。。。 ここでも 天からの灯りが効果的です。。。。 竣工から22年 建物的には お色直しが必要な時期のようですが、 古さを感じさせない存在感があります。。 「南の家」のすぐ隣敷地に位置していて、 近くにお住まいの管理人さんがカギを開けてくれます。 中にある記帳をみると 県外からもたくさんの方が来られているようで、 堀部建築の人気がうかがえます。。。 by 一丁田

2017.3.15

「南の家」にて。

堀部安嗣さん設計による 「南の家」へ。。。。 気持ちのいい空間に触れてきた一丁田です。。 竣工は22年前のデビュー作となるさつま町に位置する別荘。。。 こんな小さな町に ほんとにさりげなく存在している。。。 主な開口は壁一面の1枚が1間半ある引込の木製サッシと 玄関近くにある天窓だけだが、室内は照明なしで明るい。。。 室内全面がしっくいで塗り込まれ、光の反射で天井壁を効果的に明るくしている。 なんともいえない 落着き感をかんじるのは、 2200㎜を切る天井高さからだろうか。。。 すべてにおいて、絶妙な寸法があたえられた納まりは すっごく勉強になりました! 雑誌では図面や写真を隅々までみていましたが、この空気感は体感しないと わかりませんね。。。 解放してくれているお施主さんに感謝です。。

2017.3.13

ミュージアム。

先日、山あるきの帰りに寄り道してきた一丁田です。。 大分玖珠町を通過中のこと 通りから ふと 田んぼの中に扇状の廃墟らしき不思議な建物発見! おもわず筋を入りすすんでいくと SLミュージアムの看板 ここは豊後森(ぶんごもり)機関庫公園で登録有形文化財らしい。。 昭和9年にできた鉄筋コンクリート建造物です とおくからでも目を引くはずです。。。 のどかな田んぼの中にあり、なんだか異様な感じもしましたが、 近くで見ると迫力ある。。。 ピロティ空間のあるモダニズム建築かとも思ってしまいます。。 機関庫に収納するための転車台もそのまま保存されてあり なるほど この扇形の建物の形状にナットク! 鉄の香りがする公園でした。。

2016.12.14

史跡あるき。

建築士会レクレーションに参加してきた一丁田です! 今回は 地元の歴史的建造物を訪ね歩くというもの。。。 南さつま市の武家屋敷群からスタート 柱と束石の凝ったディテール。。 石の柱と木の小屋組み。。。 石の柱に埋め込まれた金物。。。 なんともいえない奇石の利用方法。。 どうしても こういうところにシャッターをきってしまうワタシ。。 マイクロバスで場所を移動し 一行は歩きます。。。 阿多方面の史跡巡りのあとは 南九州市知覧へ。。。 飛行場跡地にあった防火水槽は人力消火のためでしょう 中央下まで階段でおりられる造りです。。 現在の防火水槽とはカタチが違います。。 斜塔となった給水塔。。 いまでは地盤の見えない部分で補強がしっかりされています。。 そして最終は 頴娃町の大野岳から夕陽をみるという締めくくり。。 あいにくかすんで眺望はイマイチでしたが、 半日で近場のいろんな勉強ができました。。。 まわりには貴重な建物が現存している。。 「建築やるものは新しく創造することも大切だが、  古きをしることも大事です!」 との分会長のお言葉が印象的でした!

2016.12.9

ぐるんぐるん ぐりん ぐりん。

  アイランドシティ公園の「ぐりんぐりん」 この全景をあたまにいれつつ 散策開始。。。   入り口左側の多目的ホール。。 屋外のような内部空間 アクリルガラスの自動式ルーバーから いい風がぬけてます。。。   そしてホール   有料ゾーンの内部に入ると 緑。。。。みどり。。。。     そして ひらひらとチョウチョが舞ってます。。。。     それもたくさん! ゆるやかなスロープをすすむと いつの間にか 外部へ出る。。。 (いつの間にかといっても しっかり ドア開けて出ます。。。)  ※チョウチョが逃げないように締めようねとの文言あり。。    本来の設計ではこの扉つけたくなかったでしょうね!   この日はあいにくの雨。。。 晴れていれば 気持ち良かったかも。。。  しかし、 おおきな天窓。。。。? ガラス屋根。。。? を流れていく  大粒の雨を下から眺めるのも いいもんです!   ガラスと思いきや すべてがアクリル。。。 空調もこんな感じです。。   建築家 伊東豊雄作品ですが 数千枚の施工図からこのカタチを実現した職人さん あっぱれです!   トタン波板でできたモニュメントがかわいかった。。。 これも このうねりのある建物にかけての作品なのか? 高さ広さとも ほどよいスケール感で 気持ちのいい時間をすごしました! by 一丁田

2016.9.1

祈りの空間。

先日のTVで、坂倉準三設計の鎌倉にある近代美術館が閉鎖すると知り、 無性に坂倉建築がみたくなり、「鹿児島カテドラル ザビエル教会」へいってきました。。 ご本人没後の建築ですが、、、その後の同事務所作品ですので、、   背後のマンション 邪魔ですね。 まえは なかったです!  竣工から16年。。当時から色あせてないような気がする焼杉のリブ付き打放しコンクリート 焼杉というところが、この雰囲気を醸し出してるんでしょうね。。 以前は、なんとなく気兼ねして 内部に入れずにいたのですが、 教会の聖堂には誰でも気軽にはいれます。。。そういう貼り紙がありました! 内部に入るとまず 神秘的な光に 圧倒されます・・・     いかにも教会らしき音色が流れていて、 しばし、ベンチに座り込んでしましまいました! ワタクシ カトリックでもなんでもないのですが、 さすがに ここに入ると聖なる気分に浸れますね。 パイプオルガンの音に共鳴振動しないように パネルが設けられてますが、 このパンチングと 色ガラスを透した自然光だけで、この空間の照明が成立してます。。 石膏ボードと吸音板で仕上げられた天井面。。。 パンチングも立ち上げがついてて 厚みを感じさせます。。。 大聖堂の正面は 青色 、背面は 赤色 のガラスになってます。。 この配色 すごい。。。   聖堂内には パイプオルガンらしき音色が響いてたのですが、2階にあがると   なんと、ここで弾いておられたんですね。。。気付かなかった! 何やら 音の調整をされていたようです。。  素敵な照明。。 聖堂入り口のエントランス天井は 1階にある小聖堂の天井も兼ねている。。。 ガラス越しに見える部分が小聖堂の天井部分。。 小聖堂 入り口は 枠のない 扉でして、戸当たりディテールはこんな感じです。。  で、さっき見えた天井は、中からみるとこんな感じです。。  すばらしい!! ここでも 自然に 手をあわせてしまいます。。。 教会の神秘的な空間に いやされた散歩となりました。。。 by 一丁田

2015.12.27

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