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白虎隊自刀の日
明治元年8月23日、戊辰戦争時の会津藩で自刀したことを受けて、追悼の意とその事実を後世に語り継ぐために
記念日が設けられています。
白虎隊は、16歳~17歳までの少年たちで構成されておりました。
後に「越後(会津)戦争」と呼ばれる死闘を繰り広げていた中での明治元年8月23日、飯盛山にいた白虎隊は
自陣となる若松城近辺に火の手が上がったのを目撃。
この火の手を、若松城が落城してしまったと誤って捉えてしまい、20人の隊員全員がその場で自刀する最後と
なりました。会津若松城が降伏により開城したのは1か月後の事でした。
白虎隊には、藩への思いや忠義から自ら年齢を偽って志願した15歳未満の者もいたとされ、
未来ある優秀な人材を多く失った戦争の虚しさを後世に伝えていくために記念日が設けられております。
雲は湧き 光あふれて
天高く 純白の球 今日ぞ飛ぶ
若人よ いざ
まなじりは 歓呼にこたえ
いさぎよし ほほえむ希望
ああ 栄冠は君に輝く
涼しい季節が待ち遠しい今日この頃・・・by 霜出