けんちく部log。
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熱中症とは、高温環境下で、体内の水分や塩分(ナトリウム)などのバランスが崩れたり、体内の調整機能が
うまく働かないことによる障害のことをいいます。
近年、家庭で発生する高齢者の熱中症が増えており、高齢者では住宅での発生が半数を超えています。
熱中症を予防するには「水分補給」と「暑さを避けること」が大切です。
一度に摂取するのではなく、こまめな水分・塩分(ナトリウムなどミネラル)の補給を心がけましょう。
①:こまめな水分・塩分補給
熱中症予防には定期的な水分、塩分(ナトリウム)などの摂取が必要です。
塩分濃度としては、0.1~0.2%の食塩水、または、ナトリウム40~80mg/100mlのスポーツ
ドリンク・経口補水液などを摂取しましょう。
のどが渇いてなくても20~30分おきに、こまめにカップ1~2杯程度摂取することが望ましいです。
②:お部屋でできる熱中症対策
室内にいるといつの間にか脱水症状になっていることがあります。
家の最上階は昼間に上がった気温や湿度により熱がこもります。
扇風機や冷房も賢く使いながら、こまめに水分補給しましょう。
特に高齢者は年齢ともに温度の変化を感じにくくなるため注意が必要です。
日頃から、温度・体調管理に注意して、水分と塩分(ナトリウム)の補給を心がけることが大切です!
③:夏こそしっかりお風呂!
暑いとどうしてもシャワーが増えますが、ぬるめのお湯にゆっくりつかると、副交感神経が活発になり、
リラックス効果が得られます。
しっかり睡眠をとるためにも、積極的にお風呂に入りたいものですね。
「敵を知り己を知れば百戦してあやうからず」
by・・・霜出