けんちく部log。
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1931年(昭和6年)のこの日、羽田に「東京飛行場」 (現:東京国際空港)が開口しました。
国内初の民間航空機専用空港で、日本最大かつ東京・首都圏を代表する空港です。
そこで、南九州市知覧町に所在する知覧飛行場跡等を御紹介します。
1939年:陸軍飛行場の建設に向けて調査開始 飛行場に採用された住民は、大刀洗飛行場で研修
1941年:知覧飛行場完成 大刀洗陸軍飛行学校 知覧分教所開設(12月) 真珠湾攻撃・太平洋戦争が始まる(12月)
1942年:知覧分教所が知覧教育隊となる(3月)※約3年間で約600人のパイロット養成
1944年:知覧飛行場の拡張工事のため学徒動員(夏)
1945年:実践部隊が配備され、特攻基地となる(3月)※知覧高等女学校の女学生が隊員を奉仕
知覧基地周辺に初空襲(3月18日)※以降8月12日まで、17回の空襲を受ける。
知覧飛行場から初の特攻出撃(4月1日)
知覧基地からの特攻出撃終了(6月11日)※陸軍沖縄戦の特攻隊員1036人のうち、439人が知覧から出撃
終戦(8月15日)
1955年:飛行場跡地に特攻平和観音堂 建立(9月)
1987年:知覧特攻平和会館 開館(2月)
忘れないで どんな時も きっとそばにいるから そのために僕らは この場所で 同じ風に吹かれて 同じ時を
生きるんだ ・・・・霜出