けんちく部log。
Blog
東京都小金井市に移築保存されている前川國男自邸
1942年(昭和17年)に建てられた住宅です。
物資もなく限られた資材で、100㎡以下という制限の中、このように素晴らしい空間を持つモダニズム建築を設計しています。
資材不足で丸柱の材料には電柱が使われたらしい。。。
開放感のあるリビングや大きなガラス窓など、
素敵すぎて今の時代でも、みんなが憧れるような住宅だと思います。。。
白基調のキッチンはモダンでシンプル。
黒とアイボリーの浴室も当時としてはだいぶ先進的なデザインだったのではないでしょうか。。。
庭からはシンメトリーな切妻の立面がドーンとみれます!
サイズ感、質感、室内からみる景色。。。
戦後のモダニズム建築をつくりあげた巨匠の自邸は、
どこをとっても素晴らしく、
この日もっとも滞在時間の長い建築あるきとなりました。。
by一丁田