けんちく部log。
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上野の「国立西洋美術館」
現在は開館60周年を記念してコルビュジエの展示会が開催中。。。
私が訪れたときは、まだ開催前だったため常設展示とバロックの「ルーベンス展」が開催中
内部に入るのは初めてです。。。
1階ピロティの中央から入場し、一筆書きのように展示をみてまわるような導線計画。。
トップライトのある19世紀ホールからスロープで2階へすすみます。。。
コルビュジエの建築によく登場するスロープですが、
階段と違って 足元を気にせず、
なおかつ、
進むたびに 見える情景が移り変わっていくことで、その空間の見え方が変化していく。。。
すばらしい 移動手段です。。。
そして、片側手すりのある階段
ここは、立ち入り禁止となってます。。。
展示空間の天井は低い部分が黒で、高い部分は白
壁は白
床は黒
間接照明の入ったガラスのボックス。。。建設当初は自然光を拡散させていたようですが、
いろんな事情で、現在の照明に変化していったらしい。。。
建物全体を構成する寸法は、
コルビュジエの唱えたヒューマンスケール「モデュロール」によるもの。
西洋人の体に合わせた寸法ですが、
ほどよいスケールは全国万人向けなのではないでしょうかねぇ。。
今回はじっくりと ここの空間を体感することができました!
なので、また次回にアップします。。
by一丁田