けんちく部log。
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先月より、南九州市知覧町にある市営住宅の外壁改修工事がはじまっています。
おもに、外壁を補修して、新しく塗装を施す工事になります。
建物自体は完成してから約30年が経過しています。
はじめに、建物の周りに足場を掛ける工事から始まりました。
次に、高圧洗浄機を使って、屋根から建物全体を水洗いします。
この建物の大掛かりな工事が今回がはじめてなので、30年分の汚れをキレイに洗い流しました。
建物の水洗いが終わると、外壁の補修する箇所を調査します。
コンクリートのひび割れや、欠けているところを調べて回ります。
上の写真では、打診ハンマー(打診棒)で壁を叩いて、
コンクリートの剥落のおそれがある場所を調べています。
健全なところはコン↓コン↓という低い音が鳴りますが、
浮いているところは、カン↑カン↑という高く軽い音が鳴ります。
今週、外壁の調査が終わり来週から補修の工事へと移っていきます。
一緒に仕事をする電気屋さんのドローンを使って、上空から撮影していただきました。
隣が武家屋敷群なので、景観に配慮してか瓦が葺いてあります。この瓦もキレイになります!
全12世帯にお住まいの中での工事で、連日ご迷惑とご不便をおかけしますが、
入居されている方とのコミュニケーションを大事に、安全に進めてまいります。
Sakou